YoYoFactory - Moz (Skull Fire)
スピーディなプレイスタイルに最高のバイメタルを。小林冬夜選手のシグネチャーモデル。
屈指のキレと音楽とのシンクロが際立つフリースタイルを持ち味とする、小林冬夜選手の初のシグネチャーモデルです。
彼が求めたのは、自身のスタイルにフィットすること、そしてそのスタイルを進化させること。それを叶えるために生み出された本作の最大の特徴は、「高い操作性」「動かしやすい」という一言に収まりきらないコントロール性能です。
設計はSUS YOYO MECHANICSが手がけています。開発のベースとなったモデルは『エッジ3.0』で、そこから軽量ながらも、より長く安定して回るヨーヨーを目指して製作されました。
サイズはほぼ同じですが、リムはアウターかつ幅広になり、形状は丸みを帯びたステップラウンドに変更。結果、エッジシリーズよりもはるかに優しいフィーリングになりながら、姿勢の安定性が抜群。スローした瞬間のインパクトは抑えられているのに、長いスリープを実現しているだけでなく、そのまま最後にスリープが尽きる寸前まで高い安定性がキープされる、もはや異様とすら言えるフィーリングです。
何より、実際に使用して一番実感させられるのは、素直さを通り越した、もはや理想のポジションに「先にいる」ようなコントロール性能でしょう。このコントロール性たるや、本作より遥かに軽いヨーヨーでも早々味わえず、ましてや同重量帯では他に類を見ないであろうほどの機動力です。スピーディにヨーヨー自身が理想の軌道を描き続ける快適さは、コンボが長くなるほど、トリックが成功し続けるほど深く味わえます。
小林選手も得意とするホリゾンタルにも見事にはまるのは当然のこと、そのままでも自身のトリックにスピードがプラスされること必至。普段より力を加えずに操作できるというだけでも十二分に快適なため、大会・競技シーン以外でも大いに活躍してくれることでしょう。
本作のアートワークは、翼を広げて羽ばたく『百舌鳥(モズ)』のシルエットをモチーフにデザインされました。
SUS YOYOMECHANICS設計コメント
「response time」
ミドルサイズにワイドボディ、ストレートでもラウンドでも無い流線形のシェイプ、あきらかに異形なリム
プレイヤーの要を純粋に集めた結果、これが一つの回答となりました。
これこそシグネチャーモデルと言っても過言でないデザインとなっています。
幅を生かした派手なホップ系、インフルエント系トリックに対応させるのはもちろんのこと
いかに素直にストリングをベアリングまで落とすかにこだわったシェイプによって、柔らかい操作感ながらヨーヨー・ストリングがお互いの動きを邪魔せず動かせるようになっており、フック系スムーズさ、レール系コンボのスピードの出しやすさに繋がっています。
重量配分もストリングを飛ばす際、初動のふらつきが起きにくい配分にしてあり、回転数が落ちても安心してストリングを、飛ばす・回すといった動きに耐えられるよう調整を施しました。
コバヤシ選手の演技、トリックを観ていただき、このトリック、このエレメントのためにこのヨーヨーがあるのかと感じていただきながらこのヨーヨーに触れていただければきっと納得していただけるかと思います。
コラム:ピックアップアイテムFROM渋谷店「モズ」