八年越しのリメイク
2020年復帰時に爆買いしたプラヨーのひとつであったリンクスがリメイク。実に八年越しで個人的にはプラヨーの中でも「あのオフストメーカーのプラヨー」といった何か特別感があって好きだった機種。勿論購入。軽くレビュー。 基本形状は変えずにサイズ感を現代風にリメイク。前作がいわゆる「直径で回すタイプ」で時代の割にかなり大き目なのに軽いという珍しい機種だったがリメイクによって大分トレンドの範疇になった。重量は4gアップ。かなり重くなったように思えるが前作が62gとかなり軽量級だったので今作の66g台はプラヨーだと若干軽めな部類。直径は61→57に、幅は約45→約48と調整。前作が「大きい・軽いのにゴツい」という感覚に対して今作はサラサラ加工もあって「よく手に馴染む」感覚。中心にはスピホリよろしくフィンガースピンスポット付のハブを追加。スピホリに比べると僅かに穴が小さいが十分使いやすい部類で内側のリムもあって中心を狙いやすい。 使い心地は「気持ちいい」の一言。ダブルリムで極端な外側重心にならず、少し軽めの重量とサラサラ加工もあってサクサク動き、ストリングタッチも柔らか。プラヨーはどうしても回すには大き目・重めにならざるを得ないが、リンクスは(最近では)比較的軽め・小さめなのにしっかり回る。個人的にはスピホリに比肩するくらいには回る。むこうと比べると動かす際やストリングタッチの手応えの柔らかさが若干目立つかも?まあ個人の好みの範囲内ではあると思う。製法も射出形成から削り出しになり精度も大幅アップ。高級感と共に値段もアップ。値段でいうと高級路線になるが、値段を考えても出来・性能共に十分なレベル。JT好き、プラヨー好きな人は勿論、スピホリ以外でしっかり使えるプラヨーが欲しい人や最初の一個にも最適。興味があるなら是非手に取ってみてほしい。