幅広で選ぶのもアリ。初バイメタルで選ぶのもアリ。メーカーで選ぶのもアリ。
センスヨーヨーの前身であるヨーヨーパレスの頃からちょくちょく買っており、中々に品質の良いヨーヨーだったので今回安価で出たこのリブレ6061を選んで購入。軽くレビュー。 結論から先に言うとかなり満足度が高いヨーヨーでした。まずカラー。今回購入したのはレッド/ピンクゴールドリム。ぶっちゃけこれ一択だったものの(笑)、実物を見るとかなり高級感が凄い。レッドというよりワインレッド?どこか深みのある赤にほんのりピンク色がかかったゴールドが非常に映える。基本的に色付きリムは値段が通常より高くて買わないのもあって見ているだけでも満足感が大きい。オリジナル(A7075版)を持っていないので振り比べや比較はできないが、スペックはほぼ同一。写真で見る限り僅かだけどステンレスリムが増えてる?ように見えるが微調整の影響だろうか。やはり幅が49mm近くという事で持ってみると大きく感じられるが直径は平均なのでそこまで違和感は無し。振ってみると大柄ながらもっさり感は無く、柔らかいフィーリングで動かしやすい。幅広ながら精度も良く、重量感もいい塩梅。個人的には実重量に対して「意外と軽い」と感じたが試し振りした人によって「思ったより重い」「ちょうどいいくらい」と割れたのでここは十人十色かなと思う。幅広でもパワー不足にならず、1Aでも十二分に能力を発揮してくれるだろう。自分自身5Aはほぼ初心者かつ殆どやらないので5A視点での感想は言えないが、元が5A選手のシグネチャーモデルなので当然しっかり使える筈。そして最後に値段。商品説明でも「自社の良さを知ってもらいたい」ということで最近の機種ではかなり大胆に値切ってきた。これが色リム無しならもっと安価にできたのでは・・・と邪推してしまいそうだが、それでもバイメタルで9500円、しかも色付きリムなのは太っ腹である。材料費高騰やその他諸々の影響もあってどのメーカーも値上げせざるを得ない中、この性能を10000円で提供できるのは非常にありがたい。しかも廉価版とはいえオリジナルはシグネチャーモデル、スペックもほぼ同一なので尚更。大会を目指したりバイメタルが欲しいプレイヤーの人には大きな助けになる。ただでさえ高級ラインナップが多い中、こうして手に出しやすい機種を出してもらえると購入側も興味を持てるので取っ掛かりができるし、試金石として試せるのも魅力。惜しむらくは、シグネチャー主が他のメーカーに移籍してしまったので今後発売されるかどうかが分からない事。こちらは廉価版なのでかシグネチャーモデルでは無さそうではあるが、個人の考えでは是非販売を継続して欲しい機種。元々がヨーヨーパレスなのでまずハズレではないとは思っていたが、思った以上に満足感があったので中国メーカーでも十分信頼できると今回の一件で確信できた。実は他の機種も練習会で触らせてもらえる機会があったのだが、どれも個性的で甲乙つけがたい物ばかりだった。バイメタルデビュー、センスヨーヨーデビューは勿論、幅広が欲しい人や5A機種でなにか探している人にもオススメ。ちょっとカラーリングには好みが出そうだが、性能は裏切らない。 蛇足の余談として、個人的に中国メーカーで信頼している所はトップヨーとヨーヨーフレンズ、そして今回の一件で加わったセンスヨーヨー