C3yoyodesign - Krown
オリジナルのクラウンをベースにアップデート。フルメタルヨーヨーのパワーを手軽に味わえる超万能フルメタル。
※こちらは世界チャンピオン「岩倉 玲」スペシャルバージョンのクラウンです。。リムにはフローレスのロゴがレーザー刻印されています。仕様は通常のクラウンと同じです。
2013年にリリースされたオリジナルのクラウンをベースに、さまざまな改良を加え、純粋に性能面を追求した超万能フルメタルヨーヨーです。
回転力、安定感、コントロール性能。この3つの焦点を絞り性能を高めるには、過去に同様のコンセプトで作り上げた初めてのクラウン、つまりオリジナルのクラウンに再び焦点が当たりました。
さらに、そのクラウン以来C3ヨーヨーデザインが生み出してきた50機種以上のノウハウすべても、この一作に詰め込まれ、複雑なカーブにも単純なストレートにも、形状ひとつひとつに大きな意味を持ちます。特にアガットというYJYOYOとのコラボレーションモデルの存在は欠かせず、サイドフェイスにアガットの重量バランスを取り入れたことで、軽いフィーリングとパワーの両立という点を、オリジナルのクラウンよりも高い次元で実現することができています。
フルメタルヨーヨーのパワーを手軽に味わえる、バインドへのステップアップモデルであり、ハイエンドモデルであり、長きにわたって愛用していただきたいモデルです。練習に、カジュアルに、コンテストシーンに。どんなシーンにもフィットすることでしょう。
<城戸慎也選手コメント>
今回のクラウンは、形状こそオリジナルの2013年版クラウンに近いものの、まったく別の次元の完成度になったと言えます。
素材も重量バランスも大きく修正した今作は、これまでのクラウンを知る人にとって馴染み深い感触でありながら、そこにプラスされた『力強い安定感』に驚いてもらえることと思います。
ここに辿り着くまでには、決して短くない経緯がありました。
初めは2013年。全国大会まで1ヶ月弱という非常に短いリミットのなか、私にフィットするフルメタルヨーヨー、初の『クラウン』を、C3が見事に間に合わせてくれました。以降、大変ありがたいことに、クラウンはシグネチャーシリーズとしてはトップセールスを記録しながら、C3の規模拡大と共に派生作品が多数生まれていくこととなります。
2015年にはバイメタル版となる『クラウン.st』が登場し、もともと僕がもっとも好きなストレートシェイプで、これもまた素晴らしい機動性と安定感をあわせ持つ傑作が生まれました。そうしてやわらかいタッチの『クラウン』、鋭いフィーリングの『クラウン.st』と2つの柱ができたことで、私自身の作りたいものが万能型、競技性重視と分かれていくことになります。
2017年に世界大会でリリースした『クラウン』は、まさに私が理想とする万能型の極地ともいえ、クラウン独特のフィーリングを持ちながら、ひとつのトリックジャンルとして立場を確立したフィンガースピンにも対応。クラウンからバインドや幅広いストリングトリックを習得してくれるヨーヨープレイヤーの方を数多く輩出できたと自負できるモデルとして自信を持って言えるヨーヨーとなりました。
2018年、競技性重視の極地として『クラウン.st 7068』が登場。キャッチの衝撃をやわらげるためリム形状を改善し、初めてA7068を採用して鋭いフィーリングがより活きる形に。軽やかさとスピードに負けない安定感を手にし、コンテストシーンにおける最良のバイメタルのひとつとして世に送り出すことができました。
こうして、これまでに生み出してきたクラウンのシリーズラインナップは5つ。
2019年。C3の十周年の節目に、これまでのすべてを集約した新しい『クラウン』が誕生しました。
万能型としてのノウハウ、競技性としてのノウハウをクラウンシリーズから、そして2009年からC3が10年間に渡り積み重ねてきた50機種以上から知識と経験を取り入れています。さらに1分で完売となったYJYOYOとのコラボレーションモデル『アガット』が、これまでになかった新たなエッセンスを加えてくれたことで、性能が一段階プラスに引き上げられました。すべての面、ひとつひとつの数値に綿密な計算を重ね、究極のバランスへと辿り着いたと誇りを持って言える完成度となっています。
バインドビギナーの時代から、チャンピオンクラスの実力者となるまで、ストリングトリックヨーヨーが適するすべてのシーンに対応する、最高のメタルヨーヨーであり、最高の『クラウン』を皆様の手にお届けします。
この『クラウン』が、長きに渡り、あなたを象徴するヨーヨーとなれば幸いです。