心地よい軽さを楽しんでいると自分が上手くなっている…かもしれない
私はあまりヨーヨーが上手くありませんので、歴戦のヨーヨー人の方には役に立たないかと思いますが、最近始めた人向けに個人的に感じたことをレビューしていきます。 普段はジャパンテクノロジーさんのフラクタル、プラクタル、ミラージュ’24を好んでよく使っています。 〇レビュー時のデフトのセッティング パッドは初期搭載、ベアリングは洗浄とオールインワンBBコンディショナークリームタイプ使用。 使用ストリングはKストのFAT白とオリジナルスローのノーマルピンク 以上の状態での使用感になります。 第一印象では『軽いヨーヨーだなぁ』くらいの感想で25年福袋でも特に気に入ることはありませんでした。 最近メイン機種のミラージュ’24が少し重たく感じた日があり、なんとなくデフトを使ったのですが、軽やかな振り心地は第一印象のまま、実は意外と回る事に驚きました。 オリジナルスローのヒモだとプレイ中に少し傾きやすく感じますがスローの重さとバインドのかかりが気持ちよく、カミカゼやホワイトブッダあたりのトリックや手癖のコンボ(ジャーブルにレフトライトレールなどを足したもの)をぼーっと流すのが心地よかったです。 KストFATではスローが少し軽めに感じますがプレイ中の傾きやすさは軽減されました。 軽やかにヒモからヒモへ移動するのが気持ちよく、さらに本体に斜めにヒモをかけないように気をつけると回転もそこそこ粘る印象。 私はまだ出来ませんが、プレイ中のトリックの流れで傾き直しが出来ればもっと楽しめるはずです。 ラウンド形状でキャッチする手に優しく、ミラージュに比べて有効幅が少し狭いため自然とコントロール力が身につき、回転が足りないと思っていたいつものコンボをデフトで繋げるようになると、ミラージュ’24に戻った時に安定感が増して、コンボに新しくトリックを差し込んでみようかなーと思えるようになり、それがそこそこ決まる頃にデフトに戻るとまたコンボの精度が上がる。 私にとってデフトは『コンボ中の体の無駄な力や動きを削ぎ落としてくれる』とても気持ちいいヨーヨーです。 デフトを手に取ったあなたのヨーヨーライフがさらに素敵なものになりますように。