見た目とは裏腹に軽快。引き戻しもおすすめ
[見た目]丸く滑らかなシェイプに肉厚のデルリンボディがたまりません!!ラウンドシェイプではありますが外側に一段ステップがあり、バンプ周辺のメリハリもあってマークモントクラシックとは意外と似ていませんね。[使用感]オールドスクール向けのような出で立ちとは裏腹に動きは軽快、そして良く回る。コンボもガンガン決められます。数値や見た目の印象ほどは重たく感じません。リムがフラットに近くつるっとした表面なので、勢いよくキャッチすると、手のひらでパチィン!となります。サイドフェイスの凹みが深く切り立っているので、水平のトップオンには向いていませんが引っ掛けるようなフィンガーグライドだとやりやすいです。[小ネタ]本機種はボディと(ロッククレスト的な)ナットパーツが分かれるのですが、残念ながら従来のサイドエフェクトと互換性がありません。しかしこの機構に幾つかの利点を見出せます。一つ目はブレの軽減です。もともとほとんどブレないので効果は実感できていませんが、ナットパーツに対してボディを回転させることでブレを調整できるはずです。貫通アクセルでないプラヨーでは珍しく、そしてありがたい機能です。無段階に回転するのでいつも同じ角度で組むのは難しいですが・・・。二つ目は引き戻し化です。ベアリングロックが長いせいで、通常は薄型サイズCベアリングを付けるとボディとベアリングが完全には固定されなくなります。しかしナットパーツにYYJなどのシムを取り付けてからボディにはめ込むことでベアリングロックを低くすることできます。よく回るラウンド引き戻しプラヨーということで、オールドスクールの方々におすすめのセッティングです。引き戻しにせずとも、ボディとナットパーツの間に何かを挟みこめるので重量(配分)を変えたりといろいろ改造できるかもしれません(※自己責任でお願いします)。いずれにせよ、交換用ナットパーツが出てくれるとうれしいですね。