値段を考えれば十分やっている出来
シャープネスV2に続き一番安いバイメタルであるアクソノも試しに購入。軽くレビュー。 名前の由来であるアクソノメトリックだが、漢字だと不等角投影図と言って図の書き方の一つなのだが、それがなぜヨーヨーの名前の由来なのかは不明。説明は省くので気になる人は各自調べてほしい。韓国のチームメンバーとの共同開発らしく、恐らくは性能に対して競技者としてのアプローチをしつつどれだけコストダウンをできるかという機種なのかと個人的に思う。シャープネスV2とは形状・スペックは全然違うが、立ち位置的には近い。ちょっと乱暴な言い方になるが「幅49mmのバイメタル版シャープネスV2」みたいな感じだろうか。シェイプはステップストレート調のHプロファイルで、特段これといった特徴はない。サイドフェイスもすっきりとしていて、見た目は非常にシンプルにまとまっている。重量はバイメタルとしては僅かに重めくらい、直径は平均、幅は49mmと現代でも広めにできている。スペックとしてはよくある幅広ヨーヨーのひとつ。振った感想は「値段を考えれば小奇麗にまとまっている、よくできた機種」といった感じ。重量に対しては比較的軽めかな?と思えるフィーリング。商品説明と同じくステンレスリムのパワーは爆発的ではなくあまり主張しない細く長く、なタイプでスリープの伸び方も比較的回転が維持するタイプ。その影響かフィーリングと相まって動かしやすさは良好。幅49mmで乗せやすさを確保しながらパワー不足にならず、しっかり回りきってくれる。ステンレスリムの主張も少なめでバイメタルの中でも扱いやすく、バイメタル入門としても最適。他メーカーになるが同値段であるヨーヨーオフィサーのハチェットSSと比べると、アクソノはより万人向けに扱いやすくチューニングした機種で、ハチェットSSはよりバイメタルらしいステンレスリムのガッツリした手ごたえと重さを感じたい人向けの機種だと思う。TPやJT、ファクトリーの有名プレイヤーの二万円近いシグネチャーモデルや高級バイメタルと比べると流石にスリープの伸び等は劣るだろうが、それでも値段を考えれば十分すぎるくらいに健闘した性能をしている。少なくともフリースタイルに耐えうるくらいの最低限の性能は十分持ち合わせていると思える。シャープネスV2と被ってしまうが、初めてのバイメタル入門や外出用、複数買いを視野に入れた使い方ができる。興味があったら手を出してみることを勧める。 裏話になるが、岡田さんの話によるとジュライヨーヨーからの取り扱いオファーは何度もあったようだがどうしても踏み切れなかったのはトップヨーの存在があったからというのがあったみたい(どうしても似たり寄ったりな二番煎じになりそうだった)。それがここ最近クオリティを大きく伸ばし、トップヨーも本国生産で手がいっぱいなのか日本への商品輸出も減り、更には最近のAP(アジア大会)での所属プレイヤーの腕を見て取り扱いを決めたそうだ。どんなに上手いプレイヤーも最低限の性能はないとフリーも決められない。そういう意味では正しくスポンサードメンバーは機能したわけだ。今現在トップヨーが手薄な中、オフィサーと同じく新たなトップヨー枠になれるかどうか。こちらも今後のラインナップに期待したい。

















