いい意味で「遊びに振った」ヨーヨー。肩肘張らずに振っていこう
プレリリースからようやく製品版がリリースされたので無事に購入。まさかのなかむーバージョンなのがちょっとテンションアップ。軽くレビュー。 コスパ重視のエントリーモデル、またはバインド練習機としての位置づけ的な機種になっており、サイドキャップのお陰でフィンガースピン・DNAの練習にも向く万能モデル。直径・重量はプラヨーあるあるな数値だが、幅は意外にも43mmを切る狭さで、今時では中々珍しい。恐らくは競技ではなくエントリーモデルとしての特性や回転力重視としての選択だったのかもしれない。いざ振ると、エントリーモデル故か使い心地がいい。投げた時のストリングの抜け感、振っている時の重量感、バインドのかかり具合(恐らく若干ギャップ幅が狭めか?)がストレスフリー。絶妙に「ああ、使いやすいわコレ」というプラヨー。スピホリXXに比べると流石に性能は落ちるが、それでもプラヨーの中では精度・性能は中の上~上の下あたりなのでもっと安価なプラヨーよりはやれることは多い。ボディ自体はツルツルで若干摩擦抵抗があるが、その分透明ボディの綺麗さが際立つし、サイドキャップはサラサラ仕様なのが心憎い。フィンガースピンもかなりやり易い部類で、中心付近がしっかり勾配がある上にスポット周りも更に段差があるので指が入れば安定して回ってくれる。スポット中心は平らだが、周りの段差のおかげでそこまでフラつくこともないので練習機としてももってこい。ロゴがキャップ裏に印刷されているのでどれだけ練習しても問題無いのも嬉しい配慮。丁度「競技」と「遊び」の中間あたりにありながらカジュアルに、気軽にどこへでも持っていけるヨーヨー。バインド初心者を卒業しても長く使えるプラヨーとして、一個あると後々重宝するようなタイプ。余裕があったら買っておくと吉。