時代が追いついた前衛的ヨーヨー。見た目よりもずっと正統派
急遽の入荷に売り切れを恐れて購入。軽くレビュー。センタートラックに換装しての感想になります。 名前の通り直径と幅が1:1、つまり一緒のヨーヨー。恐らくは当時直径と幅のバランスの限界を狙ってこの大きさになったのだろうと思われる。今でこそ幅53mm弱は「おお、広いなぁ」程度だが、発売は2019年。多分「精度出るのか・・・?」「回るのこれ・・・?」と思った人が大多数だったろう。スペックはアレだが、見た目はシンプルで横に長い(ように見える)ステップストレート。幅と同じ直径なので幅に対して握り心地は中々に良い。小さめの直径と角の無いステップストレートが優しい。商品説明通り、重量バランスにカスケードを参考にしているようで、最外周のリムはペラッペラの極薄、その内側(丁度ステップストレートの曲がる部分の若干内側)に重量を乗せることで精度と安定性をカバー。スリープの伸びもそこまで悪くなく、「思ったよりは回る」といった具合。人にもよるが5Aとか普通に使い道のある機種。サイドエフェクトもあるので重量配分を変えて楽しむのもアリ。一見するとネタ機種にも見えるが、思った以上に正統派ヨーヨー。変わり物が欲しいけど、なるべく使える機種が欲しい。そんな人にオススメ。