Sturm Panzer - WY-008 PAKFA (TYPE-82)
量産型ステルスオーガとして登場した『パクファー』がアップデート。
真夜中の川崎の埠頭。豪機は銀色のサウスポーレオスナイパーと、Yukikoの名刺ヨーヨーを使い、得意の3AでYukikoの右腕を脱臼させた。だが隠し持っていた拳銃を突きつけられ、形勢逆転してしまう。 タクシーでエクリプスオーガを運ぶ霞美の後方から、京獅郎と、新型ICユニット「MK-Ⅱコア」を搭載した「レオスナイパーMK-Ⅱ」が追跡。一刻も早く豪機を救出しなければならないが……。 笑いながら果敢にYukikoに挑む京獅郎の姿と、命懸けの霞美の言葉から、豪機は自身の使命を悟る。戦いの行方はエクリプスオーガのバイオスピナーシステムと、 レオスナイパーMK-ⅡのMK-Ⅱコアに託された。
同時に、未来では一つの出来事が起こる。 20XX年。軍需産業マーシャルインダストリが開発した量産型ステルスオーガ、通称「PAKFA」(パクファー)が、陸上自衛隊の制式装備として配備される。日米同盟による対テロ市街地戦闘を想定し、肉体を超人化させ、互いに言語と思考の異なる二国間の歩兵の頭脳を、ヨーヨーを通じて電気的に統制するインターフェース。 これこそがバイオスピナーシステムの本当の姿だ。 火野霞美と氷浦豪機の暗躍により、ついにヨーヨーが兵器運用される未来は訪れた……!!
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ベースは『パクファー』ですが、リムの形・リムの厚み・アクセル貫通部・サイドフェイスの形状など、多くの箇所で変更が加えられており、シルエットこそ同じであるものの、全くの別物といえるほどに進化を感じる一作です。名前の"TYPE-82"は、令和4年が皇紀2682年であることに準えられています。
シュトルムパンツァーのサイズD機種の特徴である、小柄で軽量なフィーリングは投げ出しから想像通りなのですが、前作と同じようにリターンさせると、想像以上のスリープの残り度合いに驚かされます。
これはボディの軽量化が実現したことによるもので、なんと本作はサイズも重量も形状もほぼ同じであるのに関わらず、リムの重量が11g増加し42gとなっています。総重量の大半をリムが占めるという点は、ステルスオーガ量産型という元々のテーマにもさらに寄った形になります。
重量が一部に偏っているように見える機種では、その分それを安定感や回転性能に転換するのが難しい傾向になりますが、その懸念はまったく不要。サイズDを、そしてこのリムとボディとの特異な重量バランスを研究し続けてきたシュトルムパンツァーだからこそ生み出すことができた、非常に完成度の高いヨーヨーに仕上がっています。
本作が付属するストーリーブック8巻・第2刷には、旧版『パクファー』の図面が追記されています。
コラム:ピックアップアイテムFROM渋谷店「WY-008 PAKFA (TYPE-82)」
セット内容
- シュトルム・パンツァー ストーリーブック8巻
(A5版46ページ、第2版改訂、旧型PAKFAの図面を追記)
- WY-008 PAKFA(TYPE-82)
メーカーコメント
- ベアリングはCP-06 D9ボールベアリングです。交換は自己責任にてお願いいたします。
- レスポンスパッドはCP-09 ブレードアタックパッド(エコノミー)です。同等品の白色のパッドが貼られている場合もあります。
- アクセルはCP-15 M3.5ボースヘックスアクセルです。市販のM3用六角レンチで取り外すことができます。
- 回転ブレについて、使用に問題無いと判断したものを出荷しています。分解・組立後にベストポジションから外れやすい仕様となっています。
- 製造・組立・出荷の過程で小さな傷、汚れ、色ムラ、加工跡等が発生する場合がありますが、製品仕様となります。