B.W.W - Wwing
従来のオフストリングヨーヨーよりも、さらに幅広いトリックに対応するハイエンドモデル。
2004年・2010年の4A部門世界チャンピオン、大西翼選手が長きにわたって製作・プロデュースしたオフストリングヨーヨーです。他の選手とは一線を画すユニークなパフォーマンスとプレイスタイルで、多くの人を魅了してきた彼が作り上げたWウィングもまた、他のオフストリングモデルよりも独創的、それでいてすべてのオフストリングプレイヤーにオススメできる完成度の高さです。
ボディとスペーサーの間にOリングを搭載しており、開け閉めの加減によるギャップ調整が可能になりました。トリックに応じて、その場でスベリと戻りが調整できます。
とくにオフストリングトリックはジャンルによって戻りが強いほうが良いもの、弱めの方が良いものにハッキリとわかれているため、この機能があることによって幅広いトリックをサポートできます。
オープンウィップなどはギャップ狭め、
エンジンや
ボヨンボヨンなどには広めにセッティングするのがオススメです。
さらにボディ表面はサラサラに加工され、わずかに溝がついており、グラインド系トリック(体の上にヨーヨーを乗せるトリック)に最適です。そのうえ、リム内側には指が差し込める程度のくぼみを作り、指をフチに引っかけるフィンガーグラインドもよりカンタンに。
ストリングに囚われることなくヨーヨーが動き回ることが唯一可能なオフストリング。グラインド系トリックもやりがいがあります。
そのフチには
別売りのOリングウェイトセットをはめられるようになっており、2種類のウェイトリングを使い分けることにより重さも自在に調整できます。また、セットには中心部へ取り付けられるOリングも付属しているので、重量配分も調整ができ、フィーリングの幅も広がりました。
ローエッジが主流の中、オフストリングのホリゾンタル(ヨーヨーを水平に操る)トリックをやりやすいよう、エッジの高さを調整しているのもポイント。自身もホリゾンタルトリックを得意とする、大西選手ならではの工夫です。
素材はデルリンを採用し、耐久性も抜群。現代オフストリングのスタンダードを貫きながら独創的な工夫を盛り込んだ、B.W.W第一作にして傑作です。
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リワインド・リコメンド 2013/3/25 ミイのオススメ
先日、行われた2013EJ-B(東日本大会Bブロック)で、4A部門準優勝の大西選手が使用したこのヨーヨーWウィング。
細かいグルーブ(溝)が入っていることや、直径が大きいことから、彼の得意とするエクストリームなトリックに最適です。また、彼のフリースタイルを見て分かる通り、もしヨーヨーを落としてしまってもヨーヨーが回り続け、リカバリーがしやすい重量バランスになっています。まさにフリースタイルに特化した、大西選手のこだわりが詰まったこのヨーヨー。是非、手にとってみてはいかがでしょうか。
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>> 2013 East Japan Yo-Yo Contest B Block 4A Tubasa Oonishi