C3yoyodesign x YoYoJam - Rextreme R
2011年に、現在は活動を休止しているヨーヨーメーカー『ヨーヨージャム』から発売されたオフストリングヨーヨー『レクストリーム』。当時としては異例ともいえる大きさのボディに、ミッドシップウエイトの搭載による回転力向上、そして2012年・2014年にシグネチャーである岩倉玲選手が世界大会優勝時に使用したヨーヨーということもあり、当時のオフストリングモデルの最先端として一気に広まった名機です。
2024年に、そのレクストリームがヨーヨージャム公認のもと、C3ヨーヨーデザインにより再び岩倉玲選手のシグネチャーモデルとしてリメイクされ、進化して蘇りました。
ボディは、旧バージョンと同じ素材であるポリカーボネイトの切削加工にアップグレードし精度と剛性を向上。そして小回りが向上するよう直径を下げながら重量バランスを調整。レクストリームを象徴していた大きな幅のミッドシップウエイトも加わり、総重量約89gという非常に手応えのあるオフストリングヨーヨーに仕上がっています。この重量は、レクストリームの二代目にあたる『レクストリーム2.0』とほぼ同じ重さであり、当時よりもはるかにスリープが長く、安定感も高いのはもちろん、耐久性も大幅に増しています。
レクストリームといえば、当時のオフストリングモデルの中でも圧倒的な幅広モデル。その当時の驚きを表現するため、C3ヨーヨーデザインのモデルの中でも最大の幅(レクストリームR発売時点)である74mmという超幅広ボディを採用。圧倒的な幅はストリングから離れるオフストリングにおいて脅威の安定感を誇ります。
また、キャップをつけ外しすることで重量調整が可能であることと、キャップを外した状態ではフィンガースピンスポットが使える形となっています。これはキャップ搭載が標準であったヨーヨージャム全盛の時代の名残であり、当時のフィンガースピン用パーツ『ラテラルキャップ』が搭載できたこともあわせてリスペクトして作られました。
オフストリングの歴史にも、岩倉玲選手本人にも多大なる影響を与えた偉大な一作を再び。