野球でいう自分だけのグローブ
自分が所持しているボルテクスと比較しながら書きます。元々LOOP1080を使っていましたが、その後ボルテクスをしばらく使い、またこのヨーヨーに戻ってきました。どちらも素晴らしいヨーヨーであることに変わりありませんが、2Aのヨーヨーを選択するのに参考になれば幸いです。○フィーリングボルテクスはきびきびと動き、戻り、そしてループの際指に掛かる負荷がわりとあるので、まるで意思を持って動いているような、そんな感覚があります。その関係を言葉で表すなら「相棒」という言葉が似合いそうです。対してLOOP1080は動かしていて指にそんな負荷はなく、動かしたいところにそのまま動いてくれ、まるで指先からヨーヨーまで神経が繋がっているような印象です。ボルテクスと同じように言葉で表すなら、まさしくこれは野球でいうグローブのような、自分だけの「道具」です。○セッティングトリックによって幅を変えて設定することもありますが、僕自身戻りが少し弱めにするのが好きなので、リワインドさんが提唱している10円玉法の幅よりも、ほんの少しだけ広めにするか、オイルの粘度がサラサラなものを選んだりします。ちなみに今のセッティングは以下の通りです。スペーサー:デルスペブラックストリング:Kストノーマルオイル:ワンドロップ V4Mベアリングリューブ○まとめ正直なところ、2Aを始めるのに初めて手に取るヨーヨーではないです。というのも、今ある2A向けのヨーヨーではメンテナンスが他のものより必要ですし、セッティングの選択肢が多いため、迷いが生じることがあるためです。それでもこのヨーヨーを選択するのは、やはり自分だけに合うセッティングを見つけられたときの喜び、それを見つけ出すのに伴う自分自身のスキルアップが、目に見えない部分で実感できるという点でしょうか。特にボルテクスなどでは満足出来ない部分をこのヨーヨーで作り出せるのは、一番価値があることだと思います。