Japan Technology - Kamui
エキスパートたちによってこだわりをもって突き詰められたオフストリングヨーヨー。
オフストリングヨーヨーは今まで「メーカーが作ったヨーヨーを、プレイヤーがそのヨーヨーに合わせてスタイルを作り上げる」というのが基本でした。その中でカムイは、北海道でプロパフォーマーとして活動し、世界大会などでも輝かしい成績を残している山田淳史さんを中心に、多くのオフストリングプレイヤーたちの意見を集められ制作されました。
価格はオフストリングヨーヨーの中でもダントツに高いのですが、その価値を見いだせる人には最高のヨーヨーです。 一般的なプラスチックヨーヨーの製造方法であるモールド(型)への注入ではなく、メタルヨーヨーの製造と同じく素材から旋盤による切り出しで製作しています。
セルコン(デルリン)のカタマリからの削りだしで、スムーズな回転を実現しております。継ぎ目もないので、従来あったプレイ中のストリングの引っかかりもありません。ほかのオフストリングヨーヨーよりも大きめのサイズで、キャッチの際の安心感も抜群です。ベアリングはジャム大径サイズなので、自分の好みのベアリングが搭載できます。スペーサーやOリングなどの調整パーツも充実しており、プレイスタイルに合わせたギャップ調整も可能です。
また、強度テストも十分に行われており、耐久性もトップクラスです。2ndロット(セカンド・ジェネレーション)から軸が太くなっており、より強度を意識した作りになっています。もっとも特徴的な部分として、プレイ中に落とした際にまっすぐ上に跳ね上がることがあげられます。これは競技を意識した際に大変重要な要素であり、リカバリーのしやすさや、その際の回転のロスを減らすことができ、競技では大変有利にはたらきます。
ヨーヨーでは異例の「ストリングを付属しないで出荷」というのも、「自分の好みのストリング以外は使用しない」という競技者を意識しており、そこにブランドとしてのこだわりがみられます。大会では、山田淳史選手をはじめ、大西翼選手、加川洋平選手、丸山太選手、江藤謙治選手など、国内の多くのオフストリングプレイヤーが使用しています。2010年のアジア大会でも多くの選手が使用していました。
プレイのフィーリングとしては、「よくすべるけど戻りがよく、スリープの長いジャストサイズのヨーヨー」といった感じです。 アクエリアスやグリフィンウィングのようなすべりの引っかかり感がなく、しかし巻き取りはしっかりしており、リジェネレーショントリックも十二分にできます。サイズも大きすぎず、小さすぎず、バランスのとれた大きさ・重量になっています。ボディ材質の性格上、表面も摩擦が少なくグラインドトリックもやりやすくなっています。
オフストリングヨーヨーの中ではバランスとれた優等生タイプで、本当に使いやすいオフストリングヨーヨーがほしいというのであれば、このヨーヨーが選択肢の一番に入ってくるでしょう。
■付属品
・アクセル(予備)
・シリコンOリング(予備)
・ギャップ調整用Oリング 2個
・ギャップ調整用ワッシャー0.8mm
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