こんなに可愛いヨーヨーだったなんて
いつもは1AをするのにC3のアクセラレーターを愛用しているのですが、ふと、しまってあったFHゼロパルスを手にとってみて振ってみたところ、なんとも言えぬ感動と焦燥と衝動がありました。○感動「このヨーヨーは、なんてしっくりくるんだろう」プラスチックと丸みを帯びたボディが、手に優しくフィットします。ステッカーのためか投げ出しもどことなく柔らかいような、とにかくフィーリングがプラスチックの素材も相まってこれまた優しい。○焦燥「このヨーヨーだと、出来ない技があるぞ」いつもだったら出来る、ジャーブルなどといった技が急に出来なくなりました。それもそのはず、今まで使っていたアクセラレーターのように糸を乗せていれば、このFHゼロのラウンド形状のボディに、糸が当たっているから簡単に傾いていたんです。これまでヨーヨーの性能に助けられていたんだなと気付かされました。なのでキチンとヨーヨーをコントロールするように心がけてみれば、今まで出来ていた技も、このヨーヨーでも全部出来るようになりました。自分の技術を再確認する意味でもプラヨーに触れる良い機会を作れたなと思いました。○衝動「このヨーヨーを使いやすく、自分向けに改造したい!」MODパーツが多いため、セッティングする楽しさがこのヨーヨーにはあります。チタンアクセルを使用する、モッドスペーサーを使って幅広にしてみる、逆に軽いヨーヨーが良いからキャップも取り除いてしまう、何だったらクリアカラーのヨーヨーだから塗装してしまう、キャップもいっそオリジナルにしてしまおう……etc.とにかくヨーヨーそのものからビジュアルまで、セッティングの幅が広いです。自分は少し軽めが好きなので元からあったLEDを外し、片面だけに自作フリクションステッカー、Aサイズの凹ベアリング、Kストノーマルのバインド仕様で使っています。今度はチタンアクセルを導入しようと考えています。ここまで書いておいてなんですが、今ならこの価格帯、もしくはそれ以下でも、このヨーヨーよりも開けてすぐ使える高性能のプラヨーは沢山あります。だがしかし、ここに公言しておきたいのです。「それほど夢中になればなるほど、可愛いヨーヨーなんだ!」このヨーヨーは、自分だけのヨーヨーを作り出せるところが、何よりの魅力だと思います。それを伝えられたのなら、自分は本望であります。