スリープの伸びよりも安定性向上が顕著
ウィングに続いてラウンドも軽くレビュー。形状はルーピングで見慣れたノーマル形状。だからといってルーピングに適している訳では無いので注意。重量は競技ヨーヨーと同程度に増量。オリジンと比べると10gもアップ。スリープの伸びはウィングと同程度だが、投げて伸びきった時の挙動の安定さは三機種の中でトップ。重い分傾きには弱いが、アクセルシステムのお陰で傾きを直せるのが強い。そして一度まっすぐをちゃんと上手く保つとそうそう傾かない。他二種とは少し異なり、カバー部分は平らではなく若干ラウンド気味に丸くなっており、性能には関係ないが表裏どちらのカバーにもデザインが入っている(オリジン、ウィングは裏面キャップが無地)使い勝手としては「安定感が上がったオリジン」といったところ。有効幅はオリジンとほぼ変わらないのでトリックのしやすさはウィングに比べるとむしろ退化。初心者でも扱えるがオリジンがある手前、二個目に似たような使い勝手のラウンドを買うことは中々無いとは思うが、三機種とも初心者に勧めやすいのはメリット。その分値段差が少々響いてくるのが痛い所ではあるのだが・・・。ウィング同様、城戸さんの解説動画で気になる所は触れているのでこちらで書くことはあまり無い。一応自分は三機種ともそろえたが、単純にアクセルシステムで遊びたいだけならオリジン一択。少し性能を求めるならウィング。ラウンドは・・・とりあえずノーマル形状が好きな人向けだろうか(汗 アクセル初心者なら別に勧めても構わないが、他二機種を持っているとちょっと躊躇うかもしれない。アクセルシリーズを揃えたい人はどうぞ。