似ているようで中々に別物。それでも性能は順当にアップデート
何とか残っていたマットブルーを購入。残りわずかではあるが軽くレビュー。 正式版の初版からすると5年越しのアップデート。僅かに直径を小さくし、幅広化とそれによる重量増加が主なスペックの変更点だが、それ以上に形状が中々に別物と言えるくらいに変わっている。アートデザインが一緒な分そんな違うか?と思われがちだが細かく見ると結構違う。シェイプは前作の特徴的なリムを改良して有効幅を意識しつつシンプル化。お陰で幅広以上に有効幅が10mmも広がっている。サイドフェイスもアクセル付近の一番中心部の深い所以外は同じ形状が無い。近年YJが多用する低めのダブルリムに、カクついた傾斜は全て滑らかな曲線で繋ぎ、より柔らかい印象な形状になっている。 使用感も少々違う。前作が重量の割に動かしやすくメリハリのある操作性なのに対し、今作はリムに重量をしっかり乗せつつ柔らかい感触が強い。マットブルーがブラスト仕様というのもあると思うが、それでも大分振り心地は優しくなった。重量感は少し上がったが操作性もしっかり確保。ホリー6とは異なり、重量増加しながらも切り返しのしやすさや振り回した時の重量感はあまり変わっていない。それでいてティルトパッドシステム等近年のノウハウを全て詰め込んだ今作。より回り、より使いやすく、より高性能に。時勢の影響で値段アップは痛い所だが、相応の出来に仕上がっている。競技用モノメタルの選択肢の一つとしていかが?