無駄を削ぎ落としたアスリートのようなヨーヨー
'25年新春三番勝負でも出演されていたジャパンテクノロジーの西村洸平選手のシグネチャーモデルということで、憧れのみで手に取りました。すでに次の相棒が発売されていますがフラクタルのレビューをしたいと思います。 使い始めはミラージュ'24やジュゲム'24に対して『入力に対して動きが重く、どっしりとしてパワーは感じるけど、動かしやすくは無いかなぁ?』と思っていました。 しかし使いこんで行くうちに必要な力加減がなんとなくわかって来ると、ずっと傾かず力強いスリープを保ってくれる事がわかって来ました。個人的には手持ちのストリングだとKストファットよりKストウィップやC3プロファットで使った時のほうが重さを感じにくく使えるように感じました。 斜めに振るなど変な動かし方をしてしまってもヨーヨー自体は傾きにくく、よっぽどの事がない限りは回転軸が斜めになるだけなので自分がヨーヨーの軸に合わせながらプレイすると驚くほど粘ってくれたりして自分が上手くなればもっとフラクタルの真価も見えてくるのかな?と使い続ける楽しみがあります。 最近のヨーヨーに比べるとスペック上は幅が狭いですが、存在感がしっかりあるのでそこまで困らないかと思います。 ジャパンテクノロジーさんのヨーヨーはミラージュSBとミニラージュという変わり種から使い始めましたが、ミラージュ'24もジュゲム'24もセッティングや動かし方がハマると急にプレイヤーに優しくなってくれるヨーヨーばかりで、セッティングを探る楽しさも含めてオススメのメーカーさんです!