重量級サイズDベアリング機種という意欲作
比較に使ったヨーヨーはシュトパンの諭吉です。 まずサイズDベアリング機種としての特徴比較。 投げ出しの引っ張られ感は諭吉と同等で強め。 開けポンだとサイズDの割に初速の高さは感じず、ゆったりまったり動くイメージでした。スベリもそこまで悪く無いので、なんでもそつ無くこなすヨーヨーです。 『投げ出し以外』のサイズD感を消して出来るだけサイズCのミラージュに寄せたという感じでしょうか。 ここからはセッティング変更の話。チタンアクセルに変えることでシュトパン機種に近い特性に。ヨーヨーの動きが少し軽く、回転の初速が上がり私が好きなシュトパンのヨーヨーと似た『よく回り、良く動く』に近づきました。 それでもSB(チタンアクセル)の動きは手持ちのサイズD機種との比較では重たいです。 とは言えヨーヨーの重さが動かしにくさに繋がらないあたりジャパンテクノロジーさんの設計の緻密さが伺えます。 サイズDベアリング機種の為にD/Cベアリングリムーバーや専用パッドをメーカーから取り寄せするのは手間でしょうし、初めてのヨーヨーや2、3個目のバインドヨーヨーをサイズDにするのはオススメしません。しかしサイズDベアリング機種ファンの方にはサイズDなのに重量級タイプのSBをぜひ手に取って新たな可能性を楽しんでいただきたいと思います。 クラウンに近いDスターター2 エッセンスに近いミラージュSB サイズDベアリングの入門機種が増えてきて嬉しいです。