Mowl - High Wall
ローエッジ志向の波に逆らう、カジュアル特化の『ハイウォール』モデル。
ストリングトリックモデルにおける常識となったローエッジ設計に対して、ローエッジでないヨーヨーは、ベアリングの周辺に高い壁のような面ができることからハイウォールと呼ばれます。
このハイウォールも、その特徴からつけられた名の通り、ハイウォール設計。
ストリングの接触が多くなることから、スリープロスも大きくなりますが、代えがたい「ヨーヨーを制御する」フィーリングを生みます。
そのテーマの通り、カジュアルに、いつでもどこでも、軽い気持ちでヨーヨー楽しめる気持ちよさのあるヨーヨーです。
メーカーコメント
現在主流となっているローエッジ形状のヨーヨーは、約13〜14年の間に熟成され、常に競技の最前線での使用を想定し開発されています。それと同時にシンプルにヨーヨーを楽しむことを目的としたコントローラブルなモデルは少なくなっていき、とりわけハイウォール形状のバインドモデルは少数派となって時代に取り残されてしまいました。
しかし現在でもハイウォール機種を好むヨーヨーファンがいて、これはヨーヨーの競技性と同時に一つの完成された方向性であるということも示しています。
ローエッジの機種は、非常に操作性も良く使い勝手は非常に良いですし、競技シーンにおいては絶大な安定感を持っているのが魅力です。
ハイウォールのヨーヨーというのは“常に”ヨーヨーの位置をコントロールする必要があるヨーヨーなので、プレイヤーの技術によって完全に制御下に置くことができ、技術の向上と共にその制御する度合いが明確に変化することが最大の魅力になります。しかし、既存の機種に代表されるようなストレートなハイウォールの場合、その敏感すぎる性質ゆえにプレイヤーにとってストレスになってしまうことがあります。
そのためHighWallでは、そのストレスを軽減すべくウォールの形状の再構築を行い敏感すぎる性質を穏やかにしています。
再構築の効果によりコントローラブルなフィーリングを残し、ハイウォールであることの良さを実感していただける機種になりました。懐かしさのあるデザインの中にもmowlの新しいデザインセンスを取り入れ、昨年リリースさせていただいた「Q」とはまた違うミニマルなスタイルのヨーヨーに仕上がっていると自負しております。
現代でないと生まれなかったヨーヨーでヨーヨーというスキルトイ本来の面白さを再認識し、 ヨーヨー本来の面白さを再認識できる温故知新モデルでカジュアルにヨーヨーを楽しんでください。